2017-12-08
勝間南瓜
大阪府産の「勝間南瓜(こつまなんきん)」。
なにわの伝統野菜のひとつで、溝が深くてゴツゴツとしているのが特徴。
現在主流の西洋かぼちゃはホクホクとした食感ですが、勝間南瓜は日本かぼちゃのなので粘質であっさりとした味わいです。
また、皮は熟すにつれて緑色から赤茶色になっていきます。
この勝間南瓜は果皮が赤茶色で、果肉は濃いオレンジ色をしていて十分に熟している様子。
煮物だと火の通りがよく、すぐにやわらかくなります。
ねっとりとした口当たりでほんのり甘く、特有の風味があります。
皮を1割程度残すと、果肉がソフトな分、皮のかたさが少し気になります。
食べられないことはないですが、果肉だけのほうが食感はいいです。
また、薄めにスライスして素揚げと天ぷらだと、サクッとした食感が加わったことで、煮物とは違う味わいになり、こちらもおいしく頂けます。